留学して中国語能力が数字の様な形で目に見えて伸びたのが分かるのは、
中国語検定(中検)や漢語水平考試(HSK)で自分が点数を何点取ったか数字に表れる時。
結論から言うと、私は1年間台湾に留学し、
授業以外の時間は勉強0+テスト対策0の状況で帰国後HSK5級を受け
⇨結果、合格しました。
そんな奇跡の様な不思議話を独自の自然中国語勉強を交えながら、
今回は語っていきたいと思います。
まず、HSKって何?
HSKとは…?
主なレベル別説明は以下の通り。 (※2020年6月9日現在)
詳しくは HSK公式サイト を確認して下さい。
留学前の私はどれくらいの中国語レベル?

留学行く前はどれくらいの中国語レベルだったの?
ってよく聞かれるこの質問。
(実際私は台湾と日本のハーフでしたが、台湾人の父が日本語上手過ぎて家に中国語は一切無かったのでそもそも中国語学習を始める前の中国語力は0。)
つまり、ほぼ0でした。
HSKレベルで言うとこれくらい
大学に上がり第二言語で中国語を選択するものの、留学前の2年第二言語で学んだ中国語の「who(誰)」さえも言えない私。
そんな私でしたが、交換留学で留学するには留学前と後に必ずHSKを受ける事が条件だったので適当に自分よりレベルが少し高いHSK3級を受ける事に…

今思うと私の友人は、「なんで私の中国語レベルで2級選ばずに3級選んだん?」って思ってただろうな〜ってくらい私の中国語能力は…でした。笑
しかし結果はびっくり😳
HSK3級(合格点は180点/300点)の中、
合格点ギリギリの180点で一応合格すると言う奇跡を起こしました。
記憶的にはリスニングは半分も分からず、フィーリングで選択。他も物によっても当てずっぽでした。笑
でも喋るテストあったら受かってなかっただろうな…とか思ったり。
日頃中国語勉強なんて一切しない私が運よく合格点ちょうどで受かった留学前でした。
来台時の実際の中国語レベルはこれくらい
台湾に来たばかりの頃は本当に中国語は聞き取れない+喋れないで、中国語センターの事務所の方に何か聞きたい事があった時は英語で喋りかけてました。笑
留学前は自学も全くしていなかったので、文法もボロボロ。単語力無し。

HSK3級受かったから出来ないとか言いつつ何だかんだ意外と中国語能力あって出来てた系のタイプじゃん…嘘でしょ絶対…
って思った貴方。大間違いです。
まず台湾留学2日目の私の心境がこちら。
そして留学が始まり2週間後に頑張って書き始めた中国語がこちら。
もはや我(私)と你(あなた)の使い方もままなっておらず…

…あの時は「去新光三越了!」って自分で書けた!😽って喜んでた私がいました。www
留学時に机に向かわずしていた自然系勉強法
留学してからも宿題出された以外は机に特に向かわなかった私。
多くの友人がHSKの参考書を開き机に向かう中、
って言う不思議な話シリーズwです。
そんな私でも留学終了後はHSK5級を取れたと言う事で、
個人的に生活の中で自然とやっていた中国語を学ぶ機会になっていたなと感じた
私の行動を分析していきます。
部活に参加する
友人に誘われて楽しそうだなと思って参加した台中・東海大学のダンス部。
軽い気持ちで参加しましたが、結果毎日夜19〜21時はダンス練習。
発表会前は毎日夜19〜24時までダンスをすると言う生活に早変わり。(約3ヶ月)
一緒に参加していた日本人留学生の子たちは次々にやめて行き来なくなり、私1人が毎日
全員台湾人の環境の中ずっとダンス部の練習に参加する結果に。。。
そうなるともう必死。だって我都聽不懂😌(全員何言ってるかほぼ分からん)
ダンス初心者の私はレッスン中は、とりあえず他の台湾人見て真似。
⇨聞き取れない時は日本語学科の子に通訳してもらったり…
ダンス部用の連絡用のチャットグループ内でも
⇨何回も出てくる漢字は自然に覚えてくる
難しいクラスに入って諦めず居座る
前回留学記事でも詳しく書いた、自分よりレベルの高いクラスに入り、
「いつかは彼らと同じ中国語レベルに追いつくんだ」と言う信念の元、諦めずに食いついて離れなかった私。笑
今振り返ってもあの時は変にクラスを変えない事に必死だったな🤣と思いますが、
何だかんだ効果はあったんだろうな、とも思ったり。
語学ってある程度環境に慣れて来ると簡単すぎる中国語は慣れで理解出来る様になるので
最初に簡単過ぎる中国語を習うのは割と勿体無いな…と思う部分があり居座っていました…🤭
(英語で言うABC…から学ぶけど、外では自分で英語使って飲み物注文しないといけない、みたいなのと一緒
ドリンクの注文の仕方とかABC学習段階の際に学ぶレベルじゃない、けど慣れて練習したら注文出来るようになる)
とりあえず、遊びに出て永遠に中国語で喋る機会を作る
留学が始まった時は、全然中国語が喋れなくても他の国の子達と遊びに行くよ〜
って時は基本必ず参加してた私。
ネイティブと出る事にこだわるのも大事ですが、とりあえず全然中国語が出来ない初期はネイティブじゃない他の国の子の喋る簡単な中国語からの方が学びやすい。
更にお互い外国人なので分からない時は聞きやすいし、お互いに思いやりながら喋るので優しい中国語。笑
勿論、人によってはある程度基本的な中国語が出来てる人なら初めっからどんどんネイティブの方と遊びに行くのもオススメです。

私の場合、初め来たばっかりの時は中国語レベルが全然だったので、
ネイティブとの言語交換は全然続かなかったし、遊びに行くのも億劫だったので割と外国人の留学生と遊びに行く方が好きでした…😂
ネイティブと遊びに出る様になったのも、私の場合は「留学期間の後半」。
あの時は「全然聞き取れないし、喋れないし、でネイティブと遊びに行けるレベルじゃない!言っても何喋ったらいいか分からん!」って前半はネイティブと全然交流せず…
(というか、中国語も全く聞き取れず喋れないのに交流の仕方が分からなかったw)

でも前半ネイティブと遊びに行かず、他の外国人留学生と遊びに行ってた事に関して後悔はしてません。
私自身も後半でネイティブと遊びに行き始めたので、自分のペースで留学生活を楽しむのが😌👍
個人的にはレベルアップしてからネイティブと遊びに行く方が、ある程度の中国語をわかってる分更に簡単にレベルアップしやすいと感じてます。※あくまで個人の見解です
最終兵器:ネイティブと付き合う
これは最初私の留学生活の選択に入ってなかったので台湾人と付き合ったのは、かなり予想外な展開でしたが今回は最終兵器としてご紹介します。笑
彼と付き合って1ヶ月後にクラスメイトに言われた一言がこちら。

なかの中国語能力伸びた!!
書く力と喋る力がついて来てる!!!
実際私は帰国2ヶ月前に付き合い始めましたが、付き合う前から毎日会ってご飯食べたりカフェ行ったり散歩したり毎日会っていた為、毎日本場の中国語との戦いが必須。
留学当初からずっと一緒のクラスメイトに1ヶ月経っただけでも中国語能力が伸びてると言われたので進歩がありえないほど出てるという事…恐るべし愛の力…
留学が終わって日本に帰国しても彼と毎日電話する毎日で、中国語と接しない日々は無くなりました。
むしろ帰国した後もずっと中国語能力は伸びる一方🤣
結果彼の友人に会うたびに毎回 また中国語伸びたね!!! と言われる様になりましたw
彼の事が好きだから中国語を喋るって事に面倒っていう感情が浮かばないし、
勝手に覚えて勝手に聞き取れる事が増えて伸びていくので苦労も特に無し。笑
最後のまとめ:帰国後HSK5級を取得
そんなこんなでHSKの参考書を一回も見る事なく、机にも向かわず、
テスト前も全く対策もせず、留学帰国1ヶ月後…
テストは100%自分の実力だけで勝負。(無駄にドヤ顔)
結果… 195点/満点300点中 で 合格 !!!!

イケるかな〜と思ってたけど、まさか本当に合格するとは思わず。笑
テストの手応え的には台湾の中国語に慣れていたせいか、中国の中国語に慣れておらずリスニングが少し自信無かったけど良かった…笑
(合格点は180点なので結局またギリギリ寄りですが、温かい目でみて下さい)
テスト中に意識した事は、
⇨つまり「とにかく諦めない」が本当に重要です。
正直留学生活中って小テストばっかりで、基本こんな長時間ずっと集中して問題解く事
なんて全くなかったので本当にテスト中「疲れた…」ってなるんですが、
諦めたら合格率が下がるし受験料が勿体無いので気合いで解きました。😂
そんなこんなで今回はHSK5級に合格出来た自然系勉強法を紹介させて頂きました。
勿論個人の性格に合ったものは違うので全員が全員この方法を試して合うかどうかは
分かりませんが、私の様に奇跡が起きることもあるので良かったら試してみてくださいね🤭♡
コメント
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